元・喪女航海日誌

元・喪女が大海原へ漕ぎ出し四苦八苦しているブログ

2021年【ときめいた相手にボコボコにされる話】

先ず、このブログを1度閉めたのが2020年の末のこと。

実は当時シャカリキに夢を追っていて、

「恋愛よりやる事があるんじゃい!!」

「今の自分で、恋愛しているビジョンが浮かばない!!」

「恋について頑張るのは一旦お休みしたい!!」

という感じで、戦略的撤退(笑)をよぎなくされたのでした。

 

ただ、喪女であることはずっとコンプレックスで、

ブログをやっていた時と変わらず「愛されたいよー」「恋したいよー」とは思ってた。

恋は一旦お休み!なんて、そう簡単に踏ん切りつかないよね。

 

今も不思議に思ってることとしては、ブログをやめて、しばらく経ったころ、

自然と、そろそろ恋愛してみても良いのでは?なんて思い始めたことなんですよね。

う~ん、なんでだろう?自信かしら?
漠然と考えがまとまり始めたんだよなあ…。

 

夢破れて

たしか夏頃には夢破れて、改めて自分の人生について考えては

思い悩んでいる日々を送っていたのですが。

同時期にとある出会いがありまして。

 

コロナ渦ということもあり、

友人とオンラインでゲームする事が増えていたのですが、

その活動の中で、友人の友人…といった具合に様々な人たちと交流するようになり。

 

その中の1人、28才くらいの人だったかなあ。

年上のお兄さんと仲良くなって。

今思えば、仲良くなったというか、私がなんとなくビビビときて、

積極的に誘っていただけな気もするんですけど。笑

しばらく懇意にしていたんです。

 

当時は「好き」という感情すら自覚できなかったし、

というか認められなかったので…。

とりあえず、もっと相手のことが知りたいなーとか、

他の女の子によさげな顔してるのモヤモヤするなあ(嫉妬!!!)とか、

ぼんやりと好意を持ちながら傍に居続けました。

 

特に忘れられない出来事、って言いながら今思い出したんですけど。

いわゆる毒親エピソードを話した時に、彼が凄く悲しい声をしていて。

私はいつも通りあっけらかんと、笑い話にした筈だったのに、

彼の「うん」が、とても深くて優しくて。

ああ私こんなに受け止めてもらったこと無いと涙が堪えきれず

心が突き動かされたのは、今思い出してもウルっときちゃいます。

いい夜だったな。

 

あと寝落ち通話たのしかった…。

 

コミュニティの崩壊

集まりが大きくなると、まあ~その中でギスギスし始める人とかも出てくる訳ですよ。

集まりを作ったのは私と友人たちだったので、ギスギスの間に入ったり

対応していく中で、何故か彼と仲違いしてしまいました。

 

でも私すごい可愛いんですよ。過酷な状況下で、

「〇〇さんと仲良くなれて楽しかったです。

巻き込まれるような形で遠くなってしまうのは寂しいので、一度お話しませんか?」

と健気~にメッセージを送りました。可愛すぎる。

 

すっごい長いレシートみたいなメッセージが送り付けられてきたりもしたんですけど、

(理屈厨な人だったから、レポートみたいな形式で「問題点」が送られてきたww)

どうにか通話の約束を取り付けて。

 

いざ通話したら「で?なんですか?」って電話してやってる態度をとられて。

「あっ、この人とはもうダメだ」と完全に心のシャッターが下りたのを覚えています。笑

相手がわーっと論破するかのように言葉を投げつけてきたあと、

落ち着いたのかこれで仲直りですね^^次いつ電話します?」

と平然と言ってきて、サイコパスっぷりに怯えたものです。

 

あっけないお別れと、手元に残ったもの

言われるがままに次の電話の約束をしたものの、

完全に心がしなびており、いやもう話す気起きんわ…!!!と体調不良で断って、

以後2度と声をかけませんでした。

なんてあっけない。(顔すら知らなかった)

 

当時は相当傷付いたし、はじめて(?)のトキメキが打ち壊されたショックで、

毎晩まくらを濡らしていました。

しばらくは仕事にも身が入らず、とにかくしんどかった!!

 

それでも、苦しい中でも相手に真摯に向き合おうとした経験は、

"私"という人間の輪郭をハッキリさせ、人間としての成長をもたらしたのでした。

  • 私は自分に恥じない行動をとることができる
  • 自分にも相手にも素直でいられた関係だけが手元に残る
  • 他者へのリスペクトが無い人とは関わってはいけない
  • 自称理論的な人の理論は、結局「感情」の言い換え(自分の意見を通したいだけ)

事情を知っている友人は、心配したり励ましてくれたりと、

友情がしっかりと手元に残ったのも、私にとって大きな希望だったなぁ。

 

ただ、彼と出会えたこと、接する中で学んだことは、

間違いなく今の私に活きているな~と思うのです。(←いや大人になったな~!!!!)

優秀には違い無い人だったから、論理的な物事の見方とか、

話の組み立て方とかは、彼に触発される形で成長出来たところがあって、

それは素直に感謝しています。

 

…過去になった今だからこそ言えるのでしょうけど、

凄く苦しい想いもしたけれど、彼と出会えて、好きかもって感情を味わえたのは、

めちゃくちゃ財産だよ~、伏線だよ~って。

 

あ、あと「はよ好きって認めろ」「自分を焚きつけないと一生恋なんて出来ねえぞ」

と、2024年の喪女は思いますね^^はい

 

 

大人になったな~~