元・喪女航海日誌

元・喪女が大海原へ漕ぎ出し四苦八苦しているブログ

SMバーへ行ってきた話

女は又、えも言えぬ向上心と好奇心に支配されて居た。女の名は喪女。
夜毎さめざめと枕を濡らす、独り身の醜女(しこめ)である。
それは寒月も凍る、冬のとある日の事でありました…。
 
 
お久しぶりです。相も変わらず喪女をやらせて頂いております。恐縮です。
立春を迎えても尚、春が来る気配、全く無い。意気地なしだった時のクララより、春が立たない。そもそもお前は春を望んでいるのか?と問われれば…。
 
で、SMバーに行ってきた時のお話するけど良い?
 
何故なら今日はセイント・バレンタインデーだから。今年の喪女は一味違う。
皆さんも1度や2度経験が有るんじゃないかと思います。男の尻を叩いていたら終電を逃したこと。何を言っているか分からない?私もよく分かってないので安心して最後までお付き合い頂けたら幸いです。
 
先ずSMバーとは。
フェティッシュバーとも呼ばれます。決して性的なサービスを目的としたお店ではなく、交流メインのお店です。ハードなやつは個人でやろうね。そんでもって私もケツを叩いてきただけで、他はノータッチです。良いですか。何を言っているか分からないと思いますが、ノータッチです。なにがだ。ナニがだ。
 
何が行われているかっつーとお店の設備に寄りますが、低温ロウソク・緊縛・鞭打ち等々。緊縛、鞭打ちがそこらへんで行われていました。たのしいことが急に始まるよ!わーい!価格帯も含めお店によりけりなので行きたいお店のHPを熟読せよ。ルールも読もうな。

 

※以下、ド下。
 
今回もまた大学生?学校帰りか?みたいなラフな格好で攻め込んでしまったんですけど(学べ)恐る恐るお店に入ると明るく迎え入れて下さったのがとっても印象的。えっちなボンテージを着たお姉さまがエスコートして下さって、席につく喪女。
お店にいたのは3時間程度だったかなーと思いますが、周りの方やお姉さま方が凄く親切にして下さったので時間あっという間で。今回は割と受け身で居たのですが、それでも日常の話やこんなプレイがあるよーと教えて下さったり、基本ずっと喋ってました。
 
当たり前に飲尿という言葉が飛び交っている世界、たのしすぎるでしょ?
当該プレイ時ツナのにおいがするとのことで「食べる時思い出しちゃうよね~(笑)」って、まあ人は海に生まれ海に還るみたいなとこありますからね。
中々ハードなお話も聞けたり、一見さんどころか何が目的だお前はみたいな喪女にも大変優しくして下さり、本当に感謝しかありません。
 
 しかしこの後ですね、お話してくれていたMオ兄さんがですね、
 
 
「どうでしたか?(緊縛を見て)」
 
 
 
「どちらに興味出てきましたか?」
 
 
 
「やるんだったらどっち…とかありますか?」
 
 
急にグイッグイくる~~~~!今までにない目の輝きで追い込みを見せてきて、これは…?誘われている…?と察知した喪女は相手の出方を伺ってたんですけど。
するとMオ兄さんが
 
「よろしければ…してみませんか…僕でよければなんですけど…///
 
と下から下から、しかし着実に新世界へと誘って来るわけです。
そんな言わせたらやっぱり期待にこたえなくちゃ、って思いません?
 

初心者だと伝えるとマスター直々に手ほどきをしてくだいまして、いざ。

…10分程度だったでしょうか、不慣れな事(当たり前体操)プラス、周りに見られているという感覚、そして「某はいま…少々やらしいことをしていますぞ…」とトリップして時間感覚が訳分かんなくなってたのですが、小走りした程度には汗をかいている喪女。
あれねー!意外と体力使うねー!フィジカルコンタクトだもんねー!ちょっとしたスポーツだよねー!ガハハ
 
ガチモンなのかサービス精神かは分かりませんが、お兄さんは非常に反応が良く「ぅぁっ…!///💓」としきりに声をあげてらっしゃいました。世界一レスポンスの良いUIだな~。何だこの感情の空白?(残酷)お役に立てたなら何よりです。
 
そのままスッと終わる感じになったらお姉さまが
「え~~?もぉ終わっちゃったの~?だめよ~!もっとねっとり♡」
と、今で言う所のパワーワードを繰り出し、事は二回戦(そして三回戦)にまで突入します。
しかしお姉さまのレクチャーが始まり、様相が変わってくるわけです。
まってお姉さま?二等辺三角形で言う所のB点とC点も触ってない?みたいな。
 
え?着衣の上とはいえ尻にキスするのね?アァーッ!最終的にはA点をケインで…!
※ケインとは:ただの棒を界隈ではそう呼ぶ。マジモンのただの棒。
 誇張表現した所で「しっかりした枝」である。(ググってください)
 
…といったところで漸く戦を終えたのですが、まあナニがアレなもんで座るときに辛そうだったのが番勉強になりました。流石にね、喪女っていうか。こちとら処女だから。生まれてこの方。殿方の、人体構造とか、解体新書の知識ぐらいしかないわけだから。ちょっとびびっちゃったよね。
ちなみにこの日、電車の遅延により家に帰れないという事態が起き初の満喫宿泊も体験しております。やったね。人生未経験のことばかりだぜ。
 
客層としては、女性同士、カップル、常連さん…幅広くいらっしゃるそうです。大体が社会人の方でしょうか。スーツの方や、オフィスカジュアルの方が多かったです。皆は少しきれい目な恰好していったら良いと思うよ。
総じて楽しい思いしかしなかったです。興味が有るなら何でも話すよ!って姿勢でお話して下さって、とっても過ごしやすい空間でした。その節は大変ありがとうございました。今度は興味を持ってくれた友人を連れて伺います。
 
 
 
 
 
 
なにやってんだ喪女、という気持ちも無キニシモ有ラズなのですが。
だってA・B・Cを終える前にZいった。喪女なのに驚きのnull to Z。
ぶっちゃけ、好きでもない人の体を触る気、ならん。(暴言)
マインドが、喪女だから。簡単に人との接触を許せないから。こういう、なに?致す時に?覚えるであろう気持ち?を体験させて頂いたなあという感じです。 自分がした事に対して、相手から反応が返ってくるって、凄い。反応が見て分かるのも人体って面白いなって感じ。これで相手が推しだったらな…。(暴言2)